[2001.05.18]
  乱戦の秋へ


 ▼「Nintendo difference」のもとCUBEは勝利目指す(GameSpot Japn)
  http://www.zdnet.co.jp/gamespot/gsnews/0105/17/news07.html


 今までの戦いが可愛いものに思えるほどの,熾烈な戦いのときが明らかになった。ソニーも,MSも,任天堂も,もう後戻りできない。一歩後ろは断崖絶壁。いや,崖から落ちないハードなどないのかもしれない。落ちて,なお生きているようなハードこそ,必要。その生命力としての「difference(異相)」。

 エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ(E3)のブリーフィングでの任天堂社の発言。「似たようなゲームが乱発されている現在の状況に対し,任天堂は“Nintendo difference”で闘う。それによってゲームキューブは,(不振の)ゲーム市場を救う!」。

 Xボックスの299ドルという価格は(日本では3万4800円くらい?),425ドルでとんとんという話があっただけに,まぁがんばったというところか(CNET Japanの記事)。とりあえず「高い!」と思わせなかっただけ,ねらい目通りだろう。片やゲームキューブは,自社看板ソフトの期待感をあおり,第一印象を掴んだ。さらに,松下製互換機をプレステ2よりも安い価格に設定させて,プレステ2=DVDプレイヤーと云う(ある意味邪魔な存在の)購入層を崩してくるだろう。若干,Xボックスよりも話題性で上回ったか? そして,予定通りとは云え,たいした発表もしなかった「ファンタシースターオンライン Ver.2」の移植(過去記事)発表も効果が大きい(ファミ通.comの記事)。

 日本でのゲームキューブの発売は9月14日だが,米国では11月5日。11月8日に設定したXボックスと,わずか3日違いでしかなく,まさに全面対決の様相が強い。これまでの任天堂ならば,うちのユーザーとプレステ2やXボックスのユーザーとは層が違うとでも云いそうだが,今回はまさに直接対決を宣言。ソニーの失敗は目にみえて明らかなので,ゲームキューブは発売で一気に潰しにくるだろうし,外様のMSに対する対抗心はことの外強いのがみて取れる。こんな攻撃的な任天堂,みたことない。なんとも,面白くなってきたね。


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